ブランド牛って流通していないだけで、
全国あちこちにあるんですね。
よく聞く「松阪牛」とか「神戸牛」なんかは、
ちょっといいお店に行けば目にすることがありますが、
それ以外のブランド牛をすぐに挙げてと言われるとちょっと考えますよね。
地元にブランド牛がいればすぐに推せるのでしょうが。
そんなブランド牛は福岡にもいます。それが「博多和牛」です。
福岡って聞くとそこそこ都市部は栄えているイメージがありますが、
ちょっと奥に入ればまだまだ自然あふれる県です。そんな福岡のブランド牛「博多和牛」はどんなものなのでしょうか。
そして、どこで買うことが出来るのでしょうか。
博多和牛のあれこれ
博多和牛は福岡県の南部、筑後川の恵みのある筑後平野で生産されている牛です。
筑後平野は米、麦、野菜や果物などの生産も行われている豊かな自然のある場所です。
その豊かな自然の中でストレスフリーで博多和牛は飼育されています。
博多和牛の定義は、「博多和牛生産者として登録されている農家」が「九州の子牛産地から
購入した子牛」を「12ヶ月以上」にわたって「福岡県内で飼育」された牛を指します。
博多和牛と他のブランド牛の違うところは、九州の牛を必ず使用しているところでしょう。
他のブランド牛は国内の黒毛和牛であれば割と自由だったりするのですが、
九州と指定することで更に品質管理が徹底されているように感じます。
そしてもう1つのポイントが餌です。今も書きましたが、
筑後平野では様々なものが生産されています。
その中でもお米です。
お米そのものが飼料になっているわけではなく、
お米を収穫して取り出した後の稲わらです。
この稲わらの良質なものが大量に手に入る環境にある場所なんてそう滅多にありません。
その滅多にない環境がこの筑後平野にはあるんです。
博多和牛はこの稲わらを中心にとうもろこし、むぎ、ふすま、大豆などを混ぜた飼料で育ちます。
博多和牛が商標登録されたのは平成16年とブランド牛の中では新しい子です。
その後平成17年に福岡県の県産銘柄牛として認定を受けました。
現在博多和牛の登録農家は50件ほど。
ここで飼育されている全ての牛は肥育履歴確認というものが登録されていて、
飼育後お客様の手元に届くまでの全てのルートを知ることが出来ます。
また平成17年に博多和牛販売促進協議会が設立しており、
食の安全や生産体制確率、流通促進などの取り組みが行われています。
博多和牛を販売しているところ
取り扱っているお店の殆どが福岡県内にあるため、お店で食べたいと思ったら福岡まで行かなくてはなりません。九州県内ならまだしも、本州や北海道の人はそう簡単には行かれません。ということで、ここはサクッと通販に切り替えましょう。
通販で扱っているサイトはいくつかありますが、その中から厳選してみました。
<堀ちゃん牧場>
博多和牛の肥育農家。
つまり、直営店です。
生産から販売まで自社で行うことで徹底した品質管理を行っています。
そして新鮮な良いお肉が食べられます。FAXでギフト注文、ネット通販、
ふるさと納税といろいろな方法で購入することが出来ますので、用途に合わせてご利用ください。
楽天がポイントも溜まっておすすめです
堀ちゃん牧場
<JA>
おなじみJA全農です。全国の美味しいものを買うことが出来ます。こちらでも博多和牛を取り扱っています。
通販出来るサイトもとても限られています。
大手通信販売サイトでも大半がふるさと納税の商品となっているため、
本当に地元でしか手に入りにくい商品であることがわかります。
博多和牛 そのお味は?
なかなか食べられないその博多和牛、
お味はどうなのでしょうか?
博多和牛は食肉格付協会で3等級以上の肉質であるものしか名乗ることの出来ないお肉です。
つまり、博多和牛を名乗っている時点である程度の味は保証されているも同然です。
そして、その肉質は、良質な飼料で育っていますので柔らかく、
ジューシーです。
噛むほどに肉汁が溢れて口の中に濃厚な味が広がります。
絶対に間違いない美味しさです。
美味しい牛肉、博多和牛を通販で購入しよう!まとめ
まだ歴史の浅いブランド牛ではありますが、
だからといって味が浅いわけではありません。
旨味濃厚なお肉です。
ステーキにして食べるもよし、
すき焼きにしてもよし、
お肉そのものの味をぜひ堪能していただきたい一品です。
入手ルートが限られていますので、
食べたいと思った方はぜひお試しください。
↓博多和牛コチラも