飲ん兵衛はとりあえず焼き鳥屋が行きつけに1件はあります。今は焼き鳥も種類が増えましたよね。
色々な部位が食べられて美味しいです。そうなってくると珍しいものを頼みたくなってきます。
希少部位なんかが出てきた日にはちょっとにやけ顔になっちゃいますよね。
でも、なかなか外に飲みに行かれない、となると家飲みで自分で作ったりすることになります。
そうなると良いものや珍しいものは通販に頼ることになると思います。
そんな珍しいもの、希少部位のなかに「ハツモト」というものがあります。
「ハツ」は聞いたことあるけど、ハツモトなんて初めて聞くっていう方も多いと思います。
どんな部位でどんな味なのでしょうか。そしてどうすれば食べられるのでしょうか。
ハツモトってどこの部分?
「ハツ」はどこの部位なのかは、多くの人が知っていると思いますが、心臓です。
心臓→ハート→ハツ、という連想ゲームみたいな理由で名付けられた名前がハツです。
1体の動物から1つしか取れない希少部位です。
では似た名前の「ハツモト」は心臓に近い部位なのでしょうか。
そのとおりで、ハツモトは心臓に近い大動脈の部分のことを言います。
大動脈、つまりは血管です。心臓と肝臓を繋ぐ部分になります。
大動脈という名前の通り心臓近くの血管の中でも一番動いているところです。
ちなみに、大動脈=繋いでいる部分なので、
お店や地域などでは「つなぎ」や「パイプ」と呼ばれることもあります。
また食感がコリコリしていることから「コリコリ」と呼ばれることも。
そのまんまじゃんというツッコミもありますが、わかりやすいっちゃわかりやすいでうしょね。
なので、もしそのような名前のものがあったら、それは「ハツモト」と一緒です。
さて、ハツモトの場所はわかりましたが、実は動物によって更に名称が違うんです。
牛はハツモトなのですが、豚だと「ポッポ」「タケノコ」「タケ」なんて呼ばれ方もするんです。
馬だと「せんぽこ」だそうな。面白いですよね。
ハツモトは美味しい?
味はあんまりハツと変わらないかなって感じです。
どちらかと言えば名前の一つにもなっていますが、
コリコリとした食感がウリの食材です。
脂が多く、独特なコクがあるとか言うのですが、
言うほど味が強いわけではありません。
どちらかと言えば淡白なお味です。
結構いい歯ごたえがあるので、ホルモン好きの方でもちょっと上級者向けです。
店員さんに嫌な顔をされても良ければ両面がっつり焼くとマシになるみたいです。
嫌な顔されたくないからやっぱりここは通販でしょう。
700kgの牛から2kg程度しか取れないので希少部位に思われがちですし、
実際あまり見かけないので希少部位なのですが、
用途として焼き鳥ともつ煮込みと焼き肉くらいしかないために、高級ではありません。
気兼ねなく食べられます。
なのですが、このハツモト、更なる別名があって「嫁泣かせ」。
なんだか不穏な別名です。
実は仕込みがものすごーく面倒なので仕込みをする嫁が泣くんです。
通販で出回っているものはある程度の下処理はされているものですので嫁が泣くことはないですが、
それだけ大変な部位なんだなぁと思っておいてください。
ハツモトはどこで買える?
取り扱っているお店は色々あるのですが、ここでは特に良さそうなところをピックアップしました。
<特選松阪牛やまと>
松阪牛の肉質を競う会で15年連続して最優秀賞の松阪牛を落札しているお店です。つまり松阪牛のめっちゃいいやつを取り扱っているわけですから、ここのハツモトももちろんお墨付きと言えるのではないかと思います。商品一覧の中にハツモトのページがありますので、そこからお買い求めいただけます。
<ホルモンねっと>
宮崎県産の黒毛和牛のハツモトです
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<熊本馬刺しドットコム>
馬にもあります。ハツモト。馬大動脈という名前で販売されています。かなりの人気商品みたいでタイミングによっては品切れ状態なので、食べたい方は問い合わせたりこまめに確認したりする必要があります。
ハツモトを手軽に通販で買って食べてみよう!まとめ
普段なかなか食べられないものって、それだけで興味が出ますよね。
食べてみたいと思います。
取り扱っているお店もありますが、いつでもお店に行かれるわけじゃないですからね。
こういうときは通販で買うのが一番です。ぜひ一度ハツモト食べてみてください。